自律神経の働き( 講 義 )

自 律 神 経 の 働 き  (講 義)

                        
 手足の筋肉は私達の思いどおりに動かすことができる ・・・・・ 運動神経、骨格筋
しかし、食物が口に入るとひとりでにだ液が出るし、胃もひとりでに運動を開始する。
          (世の中がいやになっても心臓を止めることはできない)
なぜ? 運動神経とは別な性格の違う神経が存在する。 ・・・・・ 自律神経、内蔵筋

1 自律神経の働きと性質
 ・ 内臓の働きを自動的に調節する。
    自律神経は主に心臓や胃腸などの内蔵に広く分布し、その働きをひとりでに
   調節している。   (→自動装置、眠っていても安心して生きていられる)
 ・ 間脳に支配され、無意識的に働く。
    運動神経は大脳に支配されて意識的に働くが、自律神経はそうしようと思わ
    なくてもひとりでに働き、無意識的に働く。 (→間脳に中枢、大脳は無関係) 
 ・ 2種類あり、対抗的に働く。
    車にアクセルとブレーキがあるように、自律神経にも2種類あり正反対の働
   きをしている。 ひとつの内臓には必ず2種類の神経が分布する。
         ( → 一方が促進なら他方が抑制、一方が増加なら他方は減少)
                  ↓
        交感神経と副交感神経がある。 (字をまちがうな。交換神経は×)
 ・ 大脳の影響により刺激される。
    大脳に直接支配されないが、大脳に強いショックがあるとその下にある間脳
   が刺激される。 間脳が刺激されると自律神経も刺激されてしまう。
      (大脳でのショックの中身により、刺激される自律神経の種類が違う)
                  ↓
   怒 り、恐 怖(緊張・興奮)  →   交感神経(戦闘体制をつくる神経)
   恥ずかしい、うれしい(ゆったり) → 副交感神経(戦闘を解除する神経)  
     ※ 怒りは敵への攻撃をうみ、恐怖は恐ろしい相手からの逃走をうむ。
        (いずれも激しい運動が想定される。その準備で交感神経が刺激される)
     ※ 恥ずかしい、うれしいはゆったりした精神状態。身の危険はないため、体を
      休ませる神経である副交感神経が刺激される。(ライオンが獲物を食べる時)
     ※ 自分の体が緊張状態でどうなるか考えれば交感神経の働きは理解できる。
                        (その反対が副交感神経の働き)
2 交感神経の働き 
  ① ひとみ : 拡大 ・・・・・正体不明の敵の動きをよく見ようと、目がかっと見開く。
                    (興奮状態ではひとみも拡大する)
  ② はく動 : 促進 ・・・・・激しい運動に備えて、血液を多量に筋肉に送ろうとする。
             (興奮すると心臓が早鐘のように打つ。ドキドキする) 
  ③ 呼 吸 : 促進 ・・・・・激しい運動に備えて、多量の酸素を組織に送ろうとする。
                                        
                                     以下省略